『仕掛学』を読んだ

子供の頃に読んだ北風と太陽の話。


この本には、あの車の中で太陽がやったこと
北風のように強制的に人を動かそうとするのではなく

人が意図したとおりに動きたくなってしまう仕掛けをどう作るのかについて考察されている。


そういった仕掛けについて割と学術的な視点から書かれた珍しい本だ。


どうしても昨今は、新型ウイルス新型ウィルスの影響で、何が危険だとか、何をしてはいけないとかといった話をせざるを得ない。


そういったマスコミからの情報シャワーや一般生活での対策の影響を受けてビジネスの場面でも同じような抑制的な方向での思考法をしてしまうことが多くなりがちだ。


しかし、この本にあるように、意図する結果を生み出す違う方法があることを学ぶと面白い気づきを得られるかもしれない。


仕掛けられる側には必然や自然に見えることも

仕掛ける側は意図してやっていることが世の中たくさんある。


経営者をするのであれば、そのあたりは感情や経験。

そして感覚だけではなく論理的な思考で仕掛けを作ることも学ぶべきかもしれない。