どうやって時間を使っているのか?


学会の会場で歩いていると

様々な方とお話をする機会がある。


古くからの知り合いの方々からは

仕事のことについて話をされる。


昔話もあれば、

台湾はどう?

あの会社も関係あるんでしょ?

来月の上海は行くのか?

など。


中でも印象的だったのは、

めちゃくちゃ忙しいでしょ?

どうやって時間を使ってるの?

という質問。


当人としてはそこまで忙しいという自覚はないし、

もっと忙しい人っていると思う。


でも、そういわれて考えてみると

1つだけコツがあるように感じた。


一般的には、

 ・ いかに上手に時間をやりくりするか。

 ・ いかに効率よくやるか?

 ・ いかに能力をあげるか?

という考え方をよく聞く。


だけど、僕の場合は、

・ 本当にそれをやらなくてはならないのか?

・ それをやらないとどんな問題が起こるのか?

・ どうしたらやらないですむか?

を何度も自問して考えるようにしている。

その上で、それでもやる必要があると確信したことだけを1つずつやる。


そうすると、最終的に

『結果に最も影響を与える重要な事柄はなにか』

をじっくり考えて手を付けるようになった。


40歳を過ぎてやっとこれができるようになったが、

それから事業の成長スピードが格段に上がった。


だから、忙しい人こそ

『やる方法』

ではなく、

『やらない方法』

を考えてみたらいいのかも。