経営の仕事は人を管理することではない

社長になったばかりの人
経営を初めてやる人
経営をやったことない勉強家の人

彼らはよく勘違いをする。

なぜなら、MBAやセミナーで話されている内容のほとんどは

勉強家による、単なる人を管理する話だからだ。


これは経営の中でも20%程の意味合いしか持たない領域である。


しかし、学ぶ材料がないが故に

多くの人がこれを経営のすべてだと勘違いをしている。


では、経営の本当の役割とは何なのか?



それは、ヒトを活かす事だ。



経営の本当の役回りは人を管理することではない。
ましてや人より率先垂範して

自分だけが一生懸命働き、部下を引っ張ることでもない。



ある人が、他の組織で働いたり、フリーランスで働いたりするよりも、



その個性を生かすこと。



そして、経営によって活かされた個人の集合体のチームが

個人個人の足し算よりもさらに大きな成果を生むチームになること。



これが経営にとって最も大切な役割だ。


ビジネススクールも資格取得も

経営の管理における知識の補充になるかもしれない。



しかし、

経営の本質は人を活かすことである。


だから有名な経営者の言葉は技術ではなくて

経営者が人とどのように関わるべきかを解いたものが多い。



それをできている経営者の側について見ていなければ

一生分かることはないだろう。