経営は経験の科学である
これは間違いなく事実だ。
私は自分自身が経営者を20年近くしてきてしまったので、
実践の裏付けのない理論をどうしても信用できない。
なぜなら、クラスルームエリートの理屈が、
実践で役立ったことを一度も見たことがないからだ。
それとは逆に、理論など何もなくても、
事業を継続的に成長させている起業家はたくさんいる。
会議資料を作ったり、業績の責任を負わない立場で
提案書を作ったりするには、フレームワークが大切だ。
なぜなら、綺麗でそれらしく見える紙芝居であることが重視されるからだ。
しかし実戦においては、実践に基づいた経験が何よりも重要となる。
スタートアップスタジオを立ち上げるにあたっても、
この実践者であることのこだわりは変えずに行きたいと思っている。
だからQAL startupsは自らも連続的に事業を創造する。
これまで経験のない領域や作ったことがない新しい事業を創造する。
起業家を支援したり、起業家を発掘したりして
その事業に協力するだけではなく、自分たちでも作り続ける。
実際に事業を作り出す能力があるからこそ、
経験があるからこそできる支援がある。
本物の起業家の素質がある人間は、
経験の裏付けのない、実践の裏付けのない絵空事を信用しない。
だから我々は常に実践者であり続けたい。
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