面白い仕事は存在するのか?


ここ最近、採用活動で忙しい。

多い日は一日で4~5件の採用面接がある。


新卒と中途

専門職と総合職

管理職とその他


応募者の背景によって

知りたいことは少しずつ異なるが、


① あなたはどんな人?(自己PR)

② あなたは何をしたい人?(志望動機)


一般的に、採用面接において質問する項目は

大きく分けてこれら2つに集約される。



しかし、私が採用面接において最も気になることはこの2つ以外のこと。



この人にとっての面白い仕事をする目的が、

ウチの会社にあるかどうか?



これが知りたい。だからこれを探るため、面接時に様々な質問をしている。



私見だが、そもそも仕事に面白いものなんてないと思っている。


・ 書類作成

・ 書類確認

・ 書類決裁

・ 契約書捺印

・ 支払決裁


などは、自分にとっては特に面白くない仕事だ。



しかし、一方で矛盾していると思われるかもしれないが、



目的をもった仕事は、面白い。



仕事において、面白い作業はないが、

面白い目的をもっていることはある。



面白くない作業でも、

それが 面白い目的を達成するために必要なプロセスであれば、

ミスなく、質を高く、それをやり続けることにこだわる。


これこそが、

人がやるべき面白い仕事だと思う。




ヒトと会うのが好き

経理が好き

人事がやりたい

臨床がしたい

看護をやりたい




自分自身が、3年前に面白いと思っていて、

今でもハマっているものがいくつあるか?


考えてみればすぐに分かるはずだ。



だから、面白い仕事などない。



重要なことは、



面白い仕事の目的がこの会社にあるか? 



すでに働いている人、

そしてこれから就職活動を行う人に考えてもらいたいのはこれだけだ。