ヒトを大切にしながら経営が成り立つことを証明する

経営をしていると、

ある意味子育てと同じように感じるときがある。


スタッフの育成においては

『怒ると叱るの違い』

『サーバント型リーダーシップ』

など、


巷でよく言われるテクニックはいろいろあるが、

その前にもっと重要なことがある。


それは


人を大事にすること



社長個人としてではなく、

組織としてそのような体制と思想になっていることが重要だ。


コミュニケーションスタイルは人によって違い、

年代や職種によって様々あるとしても、


まずは、人を甘やかしてはいけない。


仲がよく、対話の多い関係であることは当然。

しかし、プロとして仕事に厳しい関係でなくてはならない。


人を大事にすること


これは内部のスタッフだけではなく、

外部のステークホルダーすべてを大切にすることも必要だ。


専門職の場合は、


『職人だから』

『スペシャリストだから』


といった妥協や甘やかしが見られることも多く、

わからなくても「まあ、仕方ないか」と許されてしまう。


そして、それにあぐらをかいて、

自分の専門領域以外のことを

素直に学ぼうとしない人もいる。


しかし、

専門職としての成長に加えて

人間としての成長もなければ、本当の意味で一流にはならない。


人間性が土台

専門性が建物


立派な建物を建てるための

設計図や材料があったとしても


人間性というしっかりした土台がなければ、

所詮は一流の建物は立てられない。



人を甘やかすのではなく

人を大事にするために

プロとしての専門性と人間性を求めて

一緒に学びながら成長していく


これが、人を大切にする組織を作るということだ。