犬にやさしく、獣医師とトリマーが連携するサロンを作りたい Vol.3

【 QAL startups流 新規事業の作り方 #1 】


ゲスト

・髙木美樹氏(TALL TREE. )

・立石佳奈子(QAL startups QTREE. 事業責任者)

■トリマーがやるべきことをもう一度考えなくてはならない


生田目: トリマーはその犬の全身に触れ、目で確認し、飼い主さまが見つけられていない異変に気付いたりすることも多いと思います。

異変の早期発見は、飼い主さまと犬のQAL向上のためには、とても重要なポイントで、それを獣医師と共有できれば、適切な治療を早い段階から受けられるはずです。

皆が思っていることですが、それでも獣医師とうまく連携することができないことが多いのはなぜでしょうか?


髙木: 私はトリマーの勉強不足が大きな要因だと思います。

自分たちがどういう立場なのかをもう一度認識して、もっと深くトリミングを学ぶべきではないでしょうか。私たちトリマーは診断ができません。でも、獣医さんが気づかないことに気づくことができ、それは結果的に犬を助けることにもつながります。

病気を見つける、というよりも、“いつもと違う”という変化にいち早く気づきそれを獣医さんに共有することが、私たちの役目なのです。


私のサロン(TALL TREE. /トールトゥリー)の場合、良い関係を築けている病院があるので、どんどん言ってますよ(笑)。

もしお店に来ているコが私の知らない病院にかかっていた場合は、直接電話して状況を伝えます。獣医さんと連携することがどれだけ重要なことなのかを理解しているので、できる限り連絡しますね。


生田目: まさにその連携スタイルをすべて取り入れたのがQTREE. ですね。髙木さんがやっていることをシステム的に全国に広めていきたいと思っています。


>> https://qalstartups.co.jp/