犬にやさしく、獣医師とトリマーが連携するサロンを作りたい Vol.4

【 QAL startups流 新規事業の作り方 #1 】


ゲスト

  • 髙木美樹氏(TALL TREE. )
  • 立石佳奈子(QAL startups QTREE. 事業責任者)


■獣医師にもトリマー側の意見をわかってほしい。


立石: 逆にトリマーとしては、もっと獣医さんにもトリミングのことや危険性、トリミング後に現れる症状などを理解してほしいですよね 。

飼い主さまにとっては、かかりつけの動物病院の先生がトリミングを認識したうえで診察してくれたらとても安心なのですが、実際は「トリミングで無理させたからでしょう」と言われてしまいます。


生田目: そもそも、獣医師は自分からアクセスしない限り、トリミングに関する情報を得たり学んだりする機会はありません。たとえば、髙木さんのスピードトリミング®と普通のトリミングの違いがわかる獣医師は何人もいないと思いますよ。


また、病気の説明をしようとしてもトリマーに基本的な知識がなさすぎるので、コミュニケーションを諦めてしまっている部分もあるかもしれません。極端なことを言えば、皮膚科に精通した獣医師以外は、犬の美容に対する興味は薄いと思います。

だからこそ、それをQTREE. で解決したい。


トリミングに行った後に調子が悪くなってしまった、という理由で動物病院に来る飼い主さまもいるため、トリミング自体に間違った悪いイメージを持っている獣医師がいることも事実でしょう。先ほどの話にもありましたが、飼い主さまを介してのコミュニケーションになるので、トリマー側の真意も分からない状態になります。


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