自分自身で仕事をするとき、または誰かに仕事を教えるとき
いつも仕事には2種類あるように感じる。
・ 決まったやり方がある仕事
・ 決まったやり方がない仕事
この2つだ。
決まったやり方がある仕事は、
手順だけを理解すれば出来る。
しかし、
決まったやり方がない仕事は、
「考える技術」を持たないとできない。
どの仕事にも手順や回答が用意されているわけではないので
「考える技術」がないとマニュアルワークや
経験して習熟したような仕事しかできない。
ビジネスパーソンとして仕事をする場合や
経営者として仕事をする場合、
ロジカルシンキング的な枠組みだけで解決できる事柄は少ない。
ポジションが上がれば上がるほど仕事は難しくなってくる。
・ やったことがない
・ 経験したことがない
・ ネット検索も引っかからない
・ 本や雑誌にも書いてない
実際に経営者をしているとこういうことが毎日のように襲い掛かってくる。
この時に必要なのは「考える技術」だ。
「考える技術」にもある程度基本が存在するのだが
それを非常にわかりやすく書いてあるのが本書。
正直、読んでみて驚いた。
私が知っている範囲で
今まで使用した思考法のうち、有効だった方法はすべて網羅されていて、初めての方法もいくつも説明されていた。
・ 社長になりたい人
・ やったことのないことをやり遂げる技術が欲しい人
・ 仕事で必要な創造的な解決力や企画力が欲しい人
このような人たちにとっては、非常に価値のある1冊だ。
0コメント