常に足し算で考えよ

経営者をしていると

毎日のように不足しているモノやコトに気づく。

情報が足りない

知識が足りない

経験が足りない

人材が足りない

技術が足りない

売上が足りない

いつも何かが足りない。

売上が順調な時には組織に問題が起こり

組織の対応をすると今度はなぜか売上が下がる。

お金に関する懸念とヒトに関する課題。

これらが順番にやってくる。

経営者として経験が上がると予測力も上がるので、

先回りをして対応する技術も上がってくる。

しかし、

何か新しいことを進めたいとき

会社をさらに成長させたいときなどに

自分の実力が足りないのかも？

と気づいてしまう瞬間がやってくる。

他の原因を一生懸命探しても、

最終的には

自分自身の実力が足りない

という結論になることが意外と多い。

そういう時、自分自身に対する言い訳や

見えない何かに対して抵抗を続けることに意味はない。

経営者として、それは無駄な時間でしかない。

常に足し算で考えよ

結局、知識で対応できることは、知識を増やして対応し

思考の力が必要なことは、出来る限りその思考力を伸ばす努力をする。

この期間は、頭を下げてでも助けてくれる誰かの力を借りる。

安易に、○○メソッドを習得しようとしてみたり

ひとりだけの師匠を○○塾で見つけても、

結局は次に発生する問題は解決できない。

経営者自身が現実から逃げているうちは

穴が開いたバケツと同じ。決して実力の足し算にはなっていない。

経営者は、課題→実力不足→解決を繰り返し

自分の実力を１つずつ増やしていくしか方法はないのだ。