『40歳から一気に老化する人、しない人』を読んだ


40代になってからよく感じるが

この年代はものすごくコンディションの差が大きくなる。


同級生だったとして

・ 年齢よりも老けている人

・ 年齢通りに加齢をしている人

・ 年齢よりも若い人

と3種類に分けれる。


健康のために 

食事や生活を気を付けている人も増えるし、

思考や感情面での年齢差も個人差が大きくなる年代なのである。


私自身は20代のころから

常に10年先の自分の心と体の状態をイメージしながら仕事をしている。

今は50代後半になってもできるやり方に切り替えている。


生物としての加齢は

生きている限り確実に起こることなのだ。


経営もこれと同じで

現実を正確に把握して適切に対応していく。


『まだ俺ならできる!』

『若い時の体力の全盛期のやり方を取り戻す!』

『俺は衰えていない!』


等といった希望的で非現実的な考え方ではなく、

その時できるベストパフォーマンスを

淡々と追及していくことが大切だ。


精神科医の和田秀樹氏が、

足りないものを足す健康法として書かれた本。


薄い本なのでこれ1冊ですべての情報にはならないかもしれないが、

30代以降でこの領域を学習していない方には

入門書として非常に参考になるかもしれない。