事業開発に携わっていると時々思うことがある。
どんなにキレイなビジネスモデルでも
顧客との交換で粗利が発生しないと継続はできない。
プレゼンを聞くと素晴らしくても
お金は成り立っていないという事業は多い。
企画立案やシステム開発には関心があり
商品やプロダクトは素晴らしいものであっても
売れないと世の中に存在しないことと同じだ。
事業開発や起業の経験が少ない人の場合
どうしてもこの点を忘れてしまいがち。
モノづくりも企画もプロダクトも重要。
それがないと事業にならない。
しかし、販売して交換が起こらない限り
なんの社会課題の解決にも
顧客の痛みに対するソリューションにもなっていないのだ。
社長は営業力を磨け!
最期は売る力で勝負が決まる。
営業力は、対面営業だけでなくてもいい。
いろいろな営業の種類がある。
しかし、いずれのやり方であったとしても
社長には売る力が必要。
目立つだけでは誰も買わない。
いざという時には、
社長が自ら成果につながる
マーケティングや営業や交渉ができないとダメだ。
しかし、間違えてはいけないことがある。
個人事業や零細企業を除いては、
社長がいつまでも最強の営業マンでいる会社は
それが悪いわけではないが、会社の成長はない。
社長は全業務時間の30%以内の範囲で
販売活動に関わる。
そして、営業部長の仕事は絶対に自分でやってはいけない。
事業を成長させるには社長のバランス感覚が必要なのだ。
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