「ペット見守り事業の総合サービス」~株式会社ラニマルが想い描く未来とは~ Vol.6【最終回】

【ペット業界の未来を拓く、QAL経営】


ゲスト

・クレーン 淳(株式会社ラニマル 代表取締役社長)


■今後の展開 続き


クレーン:私はテクノロジーの進化や、それによる市場の変化にとても興味があります。

ペット見守りプラットフォームの開発では、先ほどの『ペットレコ』やスマートホームサービス『SpaceCore』と連携したものを部分的にリリースしています。実際にシッターに自宅に来られる不安というものは完全には消し去れないので、株式会社ビットキーと行う『スマートロック』との連携も安全性を向上させるための施策の1つです。


加えて、一般の飼い主様への訴求も必要ですので、先日デヴィ夫人を起用したセワクルCMの制作にチャレンジしました。


生田目:今まで様々な方とお会いしましたが、クレーンさんほどアクティブな方はなかなかいらっしゃらないです。

「世界中のペットを見守る」というコア・ミッションをみても、かなりアグレッシブですよね。どなたからか影響を受けたりされたのでしょうか?

クレーン:個人的な話になりますが、クレーン家は江戸時代、あの黒船来航前にイギリスから来日し、下田から横浜に移り住んでいます。ペリーが来た時にはすでに日本で生活をしていました。その後、ゴルフ場設計などで財を成したのですが、太平洋戦争時に没収されて、父の代から再スタートをしているのです。


そんなルーツもあってか、世界へ出ていかなければという気持ちは常に強く持っていて、テクノロジーを使ったサービスの海外展開への考えにつながっています。もちろん、自社だけではなく業界内外で連携して進行する必要がありまので、ご一緒に事業を進めさせていただければありがたいです。


生田目:「世界のペットを見守る」というコア・ミッションは私たちが掲げる「QALの向上」というビジョンにも通ずるものがあると思います。

ぜひ一緒にペット業界をもっと盛り上げていきましょう。クレーンさんの活動を応援しております。今回は大変貴重なお話をありがとうございます。


クレーン:こちらこそ、ありがとうございます。ぜひこれからも、いろいろとご協力いただきながら、業界を盛り上げていければと思います。



クレーン 淳(くれーん じゅん)

株式会社ラニマル代表取締役社長


2000年にIT企業へ入社後、複数のIT企業、コンサルティング会社にて役員を歴任。特に、製品の販売、コンサルティング業務、海外事業、会社運営、事業企画等の幅広い業務に従事する。2020年に株式会社ラニマルを設立。代表取締役に就任し全事業の運営及び管理を行う。事業開発・法人営業組織のマネジメントが専門。ペットが大好きで、現在飼育しているのはキャバリア。