企業の成長は、そこで働く人々の成長なしには実現できません。QIXでは、単に仕事ができるだけではなく、「人として成長できる」環境づくりを重視しています。今回は、私たちが求める人材像と、その育成に向けた取り組みについてお話しします。
成長の基盤となる8つの力
QIXでは、社員の成長の指標として「8つの力」を定義しています。これらは、プロフェッショナルとして、そして一人の人間として成長するための重要な要素です。
1. 大人の作法
社会人として当たり前のことですが、最も基本的かつ重要な要素です。周囲への配慮やコミュニケーション能力は、すべての仕事の土台となります。
2. 自己管理力とリーダーシップ
自ら考え、行動し、周囲を巻き込んで目標を達成する力。これは単なる指示待ち人間ではなく、主体的に動ける人材となるための必須スキルです。
3. 対話力(特に質問力)
相手の話をしっかりと聞き、適切な質問を投げかけることで、より深い理解と解決策を導き出す能力です。特に重視している能力の一つです。
4. 表現力(特に文章力)
自分の考えを論理的に整理し、相手に分かりやすく伝える力。企画書や報告書の作成だけでなく、日常的なコミュニケーションにも不可欠です。
5. 問題解決力
困難な状況でも冷静に分析し、創造的な解決策を導き出す能力。これは、変化の激しい現代のビジネス環境では特に重要です。
6-8. 事業に関する3つの力
・事業管理力
・事業展開力
・事業構想力
これらは、会社の成長を牽引していく上で不可欠な能力群です。
QIXの基本ルール - プロフェッショナル集団の行動指針
私たちは、以下のような基本ルールを定め、プロフェッショナルとしての行動指針としています。
1. 多様性の尊重
「人を見たら違う文化的背景と価値観を持つ外国人だと思え」という原則に表されるように、多様性を受け入れ、尊重する姿勢を大切にしています。
2. プロフェッショナリズム
仕事の際には「仕事人格」で出社する。つまり、私情を挟まず、プロフェッショナルとしての判断と行動を心がけます。
3. 効果的なコミュニケーション
- 文章では感情を書かない
- 主語と述語、5W1H、FACTとOPINIONを明確に
- 口頭で伝えるべきことは口頭で伝える
4. 問題解決への姿勢
- 常にゴールから逆算して最小労力と最短距離での解決を考える
- 相違点と不明点とトラブルには即座に対応
- 問題は対話(電話、立ち話、個室会議)で解決
5. 高い視座
常に2つ上の役職の視点で全体を見る習慣をつける。これにより、より広い視野での判断が可能になります。
競争力のあるプロ集団として
私たちを取り巻く環境は日々変化しています。新技術の登場、顧客ニーズの多様化、競合との激しい競争。このような状況下で生き残り、成長していくためには、私たちもまた、常に進化し続ける必要があります。
プロフェッショナルの定義
プロフェッショナルとは、単に仕事をこなす人ではありません。責任感を持って仕事に取り組み、高い品質の成果を出す人を指します。具体的には、
・相手の意見を聞きながら、自分の考えを的確に伝える
・共同で問題解決に取り組む
・生まれたアイデアを分かりやすく伝える
これらの能力を磨き続けることで、チームはより強く、そして創造的なものになっていきます。
未来に向けて
「夢があり、仲が良く、伸びしろがある燃える集団」。これが私たちQIXの目指す姿です。一人ひとりが自身の存在意義を認識し、役割に応じた責任を果たしながら、共に成長していく。
このような理念とルールは、単なる理想論ではありません。日々の業務の中で実践され、検証され、そして進化していくものです。私たちは、これからも「競争力のあるプロ集団」として、常に高い目標に向かって邁進していきます。
0コメント