動物病院に接遇は必要か?

元航空会社や元ホテルマンなど、

接客・接遇のセミナーは世の中たくさんある。


実際に病院を経営していると、

そういうDMやその類のイベントを見る機会も多い。

しかし、たいてい勘違いしている気がする。


誤解を恐れずシンプルに書けば、

動物病院ではお辞儀の種類とか眉毛の角度はそんなに重要じゃない。

くどい話し方で枕詞が長いと逆に失礼だし、

四六時中笑顔もいらない。


そんなことよりも

『ちょうどいい接遇』

『医療スペシャリストとしての接遇』

これが欲しかった。


そう思ったので、QIXで作ってもらったのがこれ。

動物看護師さんや獣医師の先生方もそうだが、

社会人としてのマナーに自信がない人が多い。

本当はそんなことはない立派な社会人なのだが。


だから異業種の有名なコンテンツがよく見えるのかもしれない。


でも本当に必要なのは、

『正しいやり方』と『うまいやり方』の区別がつくこと。

それと『多すぎない調度いい接遇』。


コンテンツ開発者の田中先生は、

僕の下で総合職として4年間のビジネストレーニングを受けている。


初めて会ったとき、

生真面目で心優しいが、「ドジでノロマな亀」

と、昔のドラマに出てくるキャラクターに例えるくらいだった彼女。


常人を超越するほどの粘り強さと努力を重ねて、

仕事を覚えていき、卒業して行った。


彼女がついに独立して仕事をするときに、

『社長。獣医業界での仕事をするときは、マネージメントサポートをして下さい』

と言ってくれた。

それ以来ずっとマネージメントお手伝いをしている。


いずれにしても『田中リサのZERO接遇』

いい感じでできたと思う。


多くの動物病院で役に立って欲しい。