起業をできる人とできない人



起業ができる人とできない人。


『開業したいので相談したいです。』

ウチの病院を卒業して行く獣医師のスタッフや

知り合い、後輩などから相談されることがある。


獣医師の場合は、

経営安定の度合いはあるにせよ


国家資格である獣医師資格を持ち

専門サービス業としてわかりやすいビジネスなので

開業は難しくない。


専門性も高く店舗型ビジネスでもあるので

最大のポイントである立地さえ間違えず

真面目にやればなんとかなる。


『起業したいので相談したいです。』

動物病院以外で相談されるときもある。


僕自身、先輩方に善意のおすそわけで

育ててもらったと感謝しているので

なるべく時間を作るようにしている。


ただしこの時に最初の質問で、

起業できる人とできない人が分かる。


できる人はすでにやっているか動き出している。

できない人は情報を何年も収集している。


起業できない人の質問は大体同じだ。


『どうすれば起業できますか?』

『ビジネスプランはどう作るんですか?』


そもそも起業できる人は

何があってもやるし、


ビジネスプランなんて必要ない。

それよりもビジネスモデルのほうが重要だ。


起業に一番必要なのは

ほんの少しの勇気。


最初の起業は

1m幅の断崖絶壁のジャンプするようなもの。


本当は誰でも飛べる。

たったの1mだ。


起業できる人は、すぐ飛ぶ。


起業できない人は、

幅を図ったり、踏切るときに

滑らないか考えたり必要ない準備をする。


そのうちに日くれる。


つまりヤル気とチャンス、

そして勇気がなくなり

一生飛ばない。


何事も小さな勇気が大切だ。

ただ一回飛ぶだけだ。