経営美学と小さな勇気


経営には美学が必要だ。


更には、その美学を守り続けるという勇気も必要。


そもそもの経営者の仕事は、

・ 人が欲しがるものを作り事業にすること

・ 事業関わる全ての人を幸せにすること

・ 事業を通じて世の中をよりよくすること

この3つ。


しかし、経営者でも個人と家族のための家業を

経営と混同している人はいる。

そういう人には美学がない。


何かの集まりに参加し、

絶対に自分の経営には使わないような情報を集め

一緒に視察に行き宴会をする。


単なる個人的な金儲けなら人を雇う必要はない。

経営者なんて時間と手間がかかる仕事をやらないで

金だけを増やすゲームをやればいい。


そうではなく、経営者であるならば

はやりに飛びついたり、周りの経営者と同調するのではなく、

自らの美学を持ちたい。


ただし、自分の経営美学を持ち続けるには

勇気が必要だ。様々な誘惑や楽な道もある。


だから自らのぶれない軸を持った経営者は尊い。


経営者になりたい人は、

そういう経営美学を持った経営者のもとでしっかりと学んでほしい。