会社の悪口を言っているヒトが伸びないワケ

私は、直接の部下から割とよくダメ出しされる。

事業アイデアや経営方針などでも。


ありがたいことに代替案とセットで

社長に内容をレクチャーまでしてくれることもある。


彼らの行動は非常にありがたいし健全だ。

こういうスタッフは必ず伸びる。


しかし、色々な人と話をしていると

自分が所属しお世話になっている会社。

この悪口を社外の人に平気で言っている人を見かける。


『ウチの会社ってここがダメなんですよねー』

『ウチは社長と経営陣がダメだから』

『ウチの社員はみんな暗いんですよねー』

『私はこう思ってるのに、会社はやらないんですよね』


言っている本人は、自分が賢いと思っているらしい。


自分自身が会社や事業について 

評価や判断ができるほど見識のある人物だと思っているらしい。


しかし、
賢いと錯覚して勘違いしながら、自分の会社の悪口を言っている人は絶対に伸びない。

仮に伸びたとしても絶対に成功しない。これまで一人も例外がない。


その人から悪口を聞いてくれている優しい人はわかっている。

『その会社にいるあなたも、同じレベルでしょ?』

 

普通、人間はそのヒトがどんな肩書で、どんな場所に所属していて

どんな人と付き合っているのかでその他人を判断する。


だから、会社とそこに所属する個人は“一体”として見られる。

自分の会社を悪く言っている人に対して、

相手は決してプラスの印象を持たない。
 

そして、聞きながら理解して評価をしている。


何も『その悪い会社』を変える実力がなく、

ぶら下がりながら悪口を言っているレベルの人間だということ。

『要するにあなたが、そのレベルの人なんでしょ?』


世の中うまくいかないこともたくさんある。

だから会社のせいにしてストレスを発散したい気持ちもわからなくはない。


しかし、
『伸びるヒト』は絶対に会社の悪口を言わない。

社外の人には簡単には言わないし、

言うからには代替案とその実践を担当する覚悟を持っている。 


会社の悪口を言う暇があったら

実力をつける努力をしたほうがいい。