動物病院は生き物だ

動物病院の経営を本業として始めてからもう17年が経つ。


その間に様々な市場環境の変化を経験してきた。


ブームが来たり災害が起きたり、

テクノロジーの変化や世代交代があったり。



創業当時の2003年とコロナ経済下の2020年。

同じ日本ではあるが、全く違う国だと感じるほどに変化した。


私たちの動物病院も、その間にそれなりの規模となり

診療と運営と経営の質を見てもだいぶ成長した。



動物病院の未来を考えるとき


・ 過去の成功体験

・ 過去の事例

・ これまでの歴史

・ これまでのやり方


これらに縛られて未来の展開ストーリーを描いたなら

当然のことながら確実に失敗する。


失敗までいかなくても

事業が鳴かず飛ばずの内に

私自身が経営者としての終わりを迎える。



組織は生き物

会社は生き物

動物病院も生き物だ。



誕生して成長して大人になる。

大人になれば老化が一気に進み

過去にしがみついた時点で一気に死を迎える。


創業→成長→成熟→老化→〆



どんなものにも永遠はない。


しかし、私も、会社も、病院も、

新陳代謝を続けながら

まだまだ成長を続けていきたい。