本質を見極めよ


2021年は事業構造の変革に取り組んでいる。

これまでの必勝パターンをもう一度見直しつつ

今機能しているシステムやルールがすべて最適解になっているか考えている。


そして、今の3倍の事業規模になったとき

余裕をもって適応できる構造に改編している。


2003年にパートナーと2人で創業して、

間もなく20年になる。


この20年間、

実践を繰り返し、

日々経験を積み重ねながら事業を成長させてきた。


そして経営者として必要なインプットは

油断することなく、というよりも

もはや趣味といえるほど

1日も欠かさず行ってきた。


市場情報や競争相手の情報はもちろんのこと

経済、経営、ビジネス、テクノロジー、マーケティングなど。


これらの分野は常に動いているし、

情報の取捨選択が必要なものも多い。


歴史は変化の連続だ。

経営環境も変化の連続だ。


しかし、

世の中の論調や気配や空気に惑わされてはいけない。

トレンドという名の社会の空気や

マスコミが創り出した目を引くフレーズに振り回されてはいけない。


2021年1月の経済紙でさえ

今のコロナ影響下の経済や、オリンピックに関する状況の変化を

正確に予想しているものは1つもない。


本当にそれは自分の会社に必要なのか?

目立つものに引っ張られて

必要のないことをしていないか?


経営者は、若者のように

他人が使っているカタカナや英語のビジネス用語を簡単に使うべきではない。

それらの用語はたいていすぐに消えてなくなる。


だからこそ、情報の本質を見極めよ。

トレンドに振り回されない、言葉を見につけよ。


コロナだから経営を革新するのではない。

コロナ以前もコロナ以降も

経営は常に革新し続ける必要がある。