初対面の人の面接をするとき
初対面の人と商談をするとき
『顔』は様々な情報を伝えてくれる。
だから、
『顔』がコミュニケーションの
重要な要素の一つであることは間違いない。
ビジネスの場面において
声と同様にその人の内面を表す『顔』を
しっかりみて理解できるようになることは、
必要なスキルだ。
本書は、
フランスで生まれた相貌心理学という学問をベースに書かれているが、
特に海外の人や、
違う業界・職種の人とやり取りする場合。
忖度や阿吽のやり取りが通じる場面以外は
このような知識は役に立つ。
著者によれば、
・ 体力量
・ コミュニケーション要求量
・ 実行力
・ 想像力
・ 共感力
・ 思考の速度
・ 環境や他社に対する寛容性や順応性
・ 感情や考えを伝える力
・ 感受性
・ 自己制御力
・ 野心や独立心
・ モチベーション
といった情報を『顔』から読み取れるそうだ。
一定の年齢になり
人生の経験が増えてくると、
それらに基づく人相や表情から読み取る情報の
経験的なデータベースがあるものだが
改めて整理して説明をしてもらうと、大変勉強になる1冊だった。
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