ブレインダンプという方法論
これは経営者を目指すなら絶対に覚えておきたい。
経営者でなくても
スッキリとした頭で生きたい人は、ぜひ試してほしい。
ブレインダンプとは、直訳すると
「頭の中を外へ吐き出す」という意味。
・ モヤモヤすること
・ イライラすること
・ 納得がいかないこと
・ 頭にある予定
・ 思いついたアイデア
・ 結論が出ていない議論の内容
・ 会社の進む方向性
・ 戦略で参考になる情報
など、私は何でも文字にすることが多い。
ノートも持ち歩き、常に何かを書いている。
文字にすると、客観的な視点で見直すことができるからだ。
特に、迷っていることがあるとき。
『どっちがいいのか?』
『どっちにすべきなのか?』
こういう時に、最もブレインダンプの効果が発揮される。
方法は簡単。
① 集中できる環境を作る
② ノートを用意する(PCのメモ機能でも可)
③ 順番を考えず、思いついた順に文字にする
④ スッキリと何も脳内になくなるまで書き出す
⑤ もうこれ以上ないと感じたら終わる
この間の時間は、長くても30分。
この書き出す過程で答えが出てしまうケースが8割。
考えが整理できなければそのまま放置。
また翌日同じことを繰り返す。
これだけで、ほとんどの意思決定ができる。
たいていの人が何かに迷っているとき。
『あーでもない、こーでもない』と、
同じことをグルグルと繰り返し考えている。
しかし文字にしてみればわかる。
それはノート1ページにもならないはずだ。
ストレスマネージメントの方法はいろいろ言われているが
私にとってはこの方法が一番役に立っている。
ちなみに文章を書くとき、企画を作るときなども
すべてこのブレインダンプを使うが、
まとめるときは、
① 紙に書くまでは同じ
② 文字を同じ意味や内容のものでグルーピングする
③ 読む相手に伝わりやすい順番に並び替える
④ 編集をする
これだけだ。
手法やフレームワークのコレクターになっている人は多い。
しかし、シンプルな武器を使いこなせるかどうかで、成果は決まる。
実践で使える武器をぜひ増やしてほしいと思う。
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