最近、経営が複雑に語られることが多い。
経営を勉強したての人は、
難しい横文字がどうしても多くなってしまう印象がある。
デザインやアートなどもそうだが、
フレームワークを覚えると、何でもそれで語りたくなるものだ。
しかし、
経営はそんなに難しいものではない。
コンプライアンスを守り、
社会をより良くしながら
利益を出し続ける活動だ。
その利益を再投資に振り向けて
社内環境を改善し、
商品・サービスを開発し、
より大きく社会に貢献する活動だ。
何事もそうかもしれないが、
用語定義があいまいなカタカナと
必要以上の想いを入れると
本質が見えなくなる。
社長が押さえるべき経営の領域は3つ。
・ 営業活動
・ 投資活動
・ 財務活動
私自身も普段はこういう言葉で経営を語ることはしない。
財務諸表を理解していない人には、全く違ったものとして伝わるからだ。
しかし、どんな言葉で会社やミッション・ビジョンを説明したとしても、
社長として押さえるべき経営の領域はこの3つだ。
何らかの財務活動で得た資金を
投資活動に振り分けて設備投資や事業開発を行う。
そして、その時の状況で利益が安定して生まれるように営業活動を行う。
これを社長が理解をしていないと
従業員まで経営を違った形で理解してしまう。
会社は学校ではない。
ボランティアの場でもない。
会社は事業を行い、利益を出す場所なのだ。
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