『強くてうまい! ローカル飲食チェーン』を読んだ

博多で働いていた20代のころ

共同創業者の彼が熊本に勤めていた。


あるとき、出張のついでに熊本の彼に会いに行った際、

「おべんとうのヒライ」という衝撃的な店と出会った。


外食、昼食、コンビニの機能をワンストップで実現し、

地元でのブランド力もロイヤリティも最高。


例えるなら、

コンビニエンスストアに

牛丼屋、天丼屋、立ち食いそば屋に

オリジン弁当が併設されたような業態だ。


しかも出店はドミナント戦略で展開していて、

熊本では知らない人はいないという強さ。


当時は、ほっかほっか亭も全盛期に入り、

コンビニも大量出店をしている時代。


そんな時に「おべんとうのヒライ」は、

全国チェーンの外食もコンビニも弁当屋もあえて衝突を避けるような、

そんな強い事業を展開していたのだ。


あれから25年。


だいぶ長いこと

このお店には行けてはいないが、

この本を読み、また必ず行こうと思った。


ローカルチェーンには

独自の経営メソッドやポイントがある。

この本は店舗ビジネスにとって、とても参考になる1冊だった。