『誰も教えてくれない 日本の不都合な現実』を読んだ

私は基本的には楽観的な考え方をするタイプだ。

しかし経営をやるときは違う。

全てを悲観的に考えるようにしている。


どの事業も、どの病院も、どの会社の場合でも

企画・設計・計画の段階では

ありとあらゆるうまく行かない理由を考え、

ありとあらゆる悪い展開を想像する。


事業の責任者や事業を担当しているメンバーは

決してネガティブに物事を考えない。


担当になった時点で

基本的にはバラ色の想定をしつつ、


ちょっと見えない

モヤのかかったような不確定な部分は

全部何とかなると考えていることが多い。


だが、残念ながら

その不確定な部分はすべて悪い方向に転がる。


決してラッキーでいい方向に行くことはない。


悲観的に計画し楽観的に実行する

これが事業開発の基本だ。


この本は

初めて読んだひろゆきさんの本。


同年代なので以前から

テレビやネットでひろゆきさんの事は知っている。


以前から思っていた共感できる点。

それは、

事実を事実として捉えようとする見方

これはとても参考になる姿勢だと思う。


書籍としてはもう少しコンテンツ量が欲しいところだが

ひろゆきさんの視点と切り口を学ぶためには役に立った。