『なぜか話しかけたくなる人、ならない人』を読んだ

動物病院を経営する上でも

トリミングサロンを経営する上でもそうだが、

成功の秘訣の1つは、

優秀な“総合職”がいることだ。


これは1病院、1店舗を経営する場合でも、

複数店を運営する場合でも同じ。


“総合職”と私が言っているのは、

ビジネスに必要な基本的なマナー・技能・知識を持ち

特定の専門分野だけではなく、経営管理と組織運営に対する幅広い領域に対応するジェネラリスト。


具体的に言えば、

・ ビジョン・戦略・戦術・計画策定

・ マーケティング・PR・ブランディング

・ ヒューマンリソースマネジメント

・ オペレーションマネジメント


これらの複数分野に対して得意不得意領域はあるにせよ

どの分野の仕事もできるプロ意識を持ったビジネスパーソンの事だ。


現場の日次業務は専門職だけのチームで行われ

彼らの専門技術や知識で顧客に対して価値を創造する。


現場には現場のリーダーが存在するが、

現場のリーダ―だけでは足りない場面がある。


日次業務をやっている人は

ビジョンや視座も日次レベルになりがちだ。


そういったときに、

日次業務 + プラスαの業務


このプラスαの業務には、総合職の力が必要だ。


組織や業務を改善改良し

専門職と一緒にミライを創造する。


そういう総合職には、

本書に書かれているような対話力の基本スキルが必要だ。


A 話しかけたくなる人

B 話しかけたくならない人


それで言うと、

「話しかけたくなる人」になることが、

総合職をやる上での必要最低限のスキルかもしれない。