『心理的安全性のつくりかた』を読んだ


最近、心理的安全性のキーワードが目に付くことが多くなった。

書籍も何冊も出ているので話題に上ることも増えた。


この『心理的安全性』という概念。


全く新しいものではなく

50年以上前から研究されていた分野である。


それが近年有名企業が取り上げたことから

再び注目されている領域である。


この本の趣旨の1つでもある

『心理的安全性』が高い組織のほうがパフォーマンスが高い、ということ。


私自身、起業してから組織づくりにおける

さまざまな失敗を繰り返す中で、

偶然にもこの結論に至っていた。


  • 自分が関心があって気になっていることは、常に部下に伝える
  • 自分がやってほしくないことだけは先に伝える
  • 部下が話があるときは先に聞く。遮らず、最後まで全部聞く
  • 部下が失敗したときは叱る前に問題解決を支援する
  • 部下とは、仕事のオンの場面以外は、イージーでいい加減な会話をたくさんする。ただし、友達にはならず距離をおく
  • 部下が新しいアイデアを出してきたときは、100%受け入れて賛成する

そして、これらを実行する方法を真剣に考えて結論を出す。


リーダーになる人

部署を任されている人

などは、必ず身に着けておいてほしい考え方だ。


そして、相手を受け止めること、相手に合わせることが苦手な人にとっては

一読の価値がある良書である。