最近教わった言葉
人外有人 天外有天
人外に人あり、天外に天あるを知らねばならない。
多少できるような気になったところで、
上には上がいるので傲慢であってはならない。
という意味だそうだ。
私が社長になりたいと思ったとき、
周りには学生起業家や起業家予備軍、
いろいろな人脈をもった学生や、カリスマ性のある学生など、
すごいと思う人たちがたくさんいた。
経営者への道を決意してからは、
私なりにもいろいろなことにチャレンジを始めた。
しかし、
私が空手を始めたときも
私が学生サークルを作ったときも
私がバックパッカーを始めた時も
何をやっても上には上がいた。
そしてついに大学を卒業して
ベンチャー企業に就職。
ここでしっかり学んで30歳までに起業するぞ!
そう思って奮起したが、1ヶ月で自分が通用しないことに気づき
・ とりあえず目を背けてみたり
・ 上司のせいにしてみたり
・ 環境のせいにしてみたり
いろいろ悪あがきしたことが今では懐かしい。
その後、自分のスタイルを見つけるまで
2年あまり暗いトンネルを進む時期が続き、
やっと認めることができた。
自分はすべてにおいて普通のレベルなのだから、
だからこそ人の3倍努力しなければいけないんだ。
それから何とか経営者となり、20年ほど経った。
何をやっても、どんな時でも
自分よりレベルが上の人間はいる。
自分よりも先に進んでいる人間はいる。
これを認めて努力をするのか?
言い訳をして目をそむけるのか?
人外有人 天外有天
人生のすべては選択によってつくられる。
0コメント