あなたは質問のプロになれているか?


一流になりたければ、質問の達人になれ。


誰よりも質問と相談が上手くなることが一番の近道だ。


質問の大切さを理解していたとしても、

分からないことを人に質問すること自体

多くの人は難しいと感じているようだ。


当然のことながら

上司やリーダーには質問や相談を受ける準備と技術が必要。


それがないと、そもそも質問するほうはやりづらい。


しかし、質問しやすい環境が整っていたとしても

質問することが苦手だったり、できない人は存在する。


長いこと様々な人と仕事をしていると

質問ができない人に共通する特徴があることに気が付いた。


一般的に考えられる特徴としては、

・質問するタイミングが悪い

・質問をする内容が悪い

・質問内容の準備が悪い


などが挙げられるが、

質問ができない人に共通する特徴は1つだけ。


『質問の手順が間違っていて、質問の仕方が自分勝手』


上司を捕まえていきなり聞く。

聞きたいことだけを聞く。

相手の間(ま)とタイミングを考えない。


相手の忙しさを考えず、

『ちょっといいですか?あの件についてなのですが...』

と始めてしまう。


残念ながらそれは、相手にとって仕事熱心とは映らず、

単なる自己都合に基づいた自分勝手な仕事の進め方なのだ。


デキル人の場合、


『何かやること、手伝うことはありますか?』

『何か気になっている案件がありますか?』

『次に何かこちらでやりましょうか?』


最初に相手の気になっている部分を聞き、

まずはその解決を手伝う発言をする。



『大丈夫。特にないよ。』

といわれてから初めて

『一つ質問があるのですが、よろしいですか?』

と、このタイミングで質問をするのだ。


① 問題解決サポートの提案

② サポート不要または解決サポート完了

③ 自分が聞きたいことを質問する


最初からこの流れ、タイミングで全てが質問できるわけではないが、

これを実践しようと心掛けるだけで、見違えるほどデキル人間になる。


仕事で行き詰まったり、成長の壁に当たってしまっている人は

自分一人でするインプットばかりに気をとらわれず、


質問を武器に、職場での上司や先輩からのインプットを重視してみると

違う景色が見えてくるかもしれない。