【ペット業界の未来を拓く、QAL経営】
ゲスト
・山瀬穂高（株式会社ホームトリマー 代表取締役/CEO）
人々とペットのより豊かな暮らしをつくるために多方面から奮励する方々をゲストにお迎えし、その活動や事業への想いを紐解いていくインタビューシリーズ。
第2弾は自宅出張専門の訪問トリミング事業を展開する、株式会社ホームトリマーの代表取締役/CEOである山瀬穂高社長にお話を伺いました。
■安心の訪問トリミングで、トリマーの幸福度向上に挑戦する
生田目：今回は訪問トリミングという形で事業を行われている、株式会社ホームトリマー代表の山瀬穂高さんにお越しいただきました。よろしくお願いいたします。
山 瀬：よろしくお願いいたします。
生田目：それでは私から山瀬さんについて簡単にご紹介させていただきます。
山瀬さんは大学卒業後、2005年に株式会社リクルートに入社し、企画や営業をご担当されていました。リクルート社では最年少で上海の駐在を経験し、10年ほど勤められ退社。
その後、人材派遣や教育を中心とした企業を立ち上げ、2021年にトリミングの人材紹介を行う株式会社ホームトリマーを設立されています。今までは事業を関東地区に限定していましたが、最近は関西地区へのサービス展開を開始されています。
山 瀬：ご紹介ありがとうございます。
実はペット業界に参入した当時はできる範囲内で事業展開しようと思っていましたが、関わってみるととても楽しくて、今は業界を良くするためにもう少し会社を大きくしようと思っています。
■提供する事業
生田目：早速ですが、御社が提供されている事業とサービスを教えてください。
山 瀬：弊社は飼い主様とトリマーさんをマッチングさせて、トリマーさんをご自宅に派遣するトリミングサービスを提供しています。お申し込みから飼い主様のご自宅の場所と時間に合うトリマーさんを紹介するところまで、すべてオンライン上で行っています。
私たちが訴求したいポイントは、お店に連れていく必要がない「自宅訪問型のトリミング」であるということです。理由は2つあり、1つ目はシニアや持病がある犬などに負担をかけたくない飼い主様の想いに応えられることです。店舗とは異なり施術中も目の前で確認できるので安心感があると思います。そして2つ目はトリマーさんに高い収益を得てもらいたいという派遣側の事情に応えられることです。
トリマーさんは個人事業主として業務委託の形でサービスを提供することになるので、売上の7～8割の報酬を受け取れることができることも特徴です。
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