動物病院業界にもスーパーバイザー(SV)の
仕事をしている人がいる。
僕自身も創業した2003年から5年くらいは自分自身でやっていた。
現在、ウチのグループも9動物病院あるので
自分ではやっていないが、SVの仕事は業種や会社によっても異なると思う。
フードサービスベンチャーで働いていた時代の経験からしても
近年の実務でお会いする様々な業界のSVを見ていても
業種業態は変わっても仕事の深さの段階はあるように感じる。
ステップ0 準備段階: 現場から好かれ気に入られごひいきにされる段階
ステップ1 総務担当: 現場で発生している総務・設備等の事案の対応段階
ステップ2 院長部下: 販促、労務管理、会議運営など院長の抜け漏れをサポート
ステップ3 院長補佐: 人事面談、売上予算管理、病院のマーケ戦術・戦略立案
ステップ4 経営補佐: 内部外部のリソースを活用した中期計画策定および戦略展開
近年、プリモでも病院数が増え、
従業員数が増えてきたのでSVを本格導入して育成している。
今のところはステップ0~2の間だが、
経営の重要性が上がっている今の世の中。
現場スタッフをサポートする部門。
これをいかに丁寧に整備できるか?
ということが病院の成長発展を左右する要素になっているように感じる。
院長一人で一人三役の時代。
・ オーナー
・ 最高経営責任者(CEO)
・ 最高技術責任者(CTO)
そろそろ難しくなってきているように感じる。
全部の飼い主さんを院長自身が対応していくホスピタリティマインドと
動物病院というチームプレーで医療品質が左右される業態のモデル。
この2つのバランスをよく考えて
病院の大きさに関わらずしっかりとした組織づくりをしていくことが大切だ。
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