『お客を呼ぶ!スゴイ 仕掛け』を読んだ

小規模事業者によるお店の経営の要素。

これを極限までシンプルにすると


① 商品(サービス・技術含む) 

② マーケティング(顧客獲得・顧客維持)

③ マネージメント(組織・会計・管理)


の3つに分けられる。


経営に何か課題があったり、

もっと売上を伸ばしたいような場合、

関連する書籍を探すことがあると思う。


個人的にはセミナーに出るよりも

関連書籍からのインプットが一番効率が良い。


この時、大企業向けの本と小規模事業者向けの

2種類の本があるので、間違えないように注意したい。


経営領域を細かく分けるのが好きな学者や

MBAホルダー系の人が著者の場合、


基本的には、大企業向けの管理本が多いので、

理屈が多すぎて小さなビジネスではあまり役に立たない。


それよりも今回のような小規模事業者向けの本の方が有用だ。


そしてビジネスのために買った本は、

じっくりと読んではいけない。


私自身、楽しみとして読む小説や文学は

じっくり読むこともあるが、

ビジネスでのインプットは時間勝負だ。

その間にも、事業もお店も動いている。


例えばこの本の場合、

マーケティング領域の顧客維持について、

リピート客を増やす方法がとても分かりやすく書いてある。


ヒントだけを得るのに必要な時間は30分だ。


その上で、じっくり勉強したい個所や

人に説明が必要な個所だけ、あとで読み返すようにしている。


最後に、この本について。

今回の新型コロナなど、外部環境からの影響で売り上げを上げなければいけないとき


そしてマーケティングの基本を学びたい人には、

とてもオススメの一冊だと思う。