『中国人は見ている。』を読んだ

中国へ行ったことがない人と話をしていると

いまだに中国という国を誤解しすぎている人が多い。


ましてや、

台湾と香港と中国本土の違いすら認識していない人さえいる。


私が初めて中国に行ったのは15年ほど前。


それからほぼ毎年用事で行くようになったのだが

変化の大きさをとても興味深く見ている。


そして、ビジネスに関しては

多くのことを学ばせてもらっている。


MBAや西海岸のスタイルがスタンダードだと

勘違いしていられる時代はすでに終わった。


・ 日本のものならば...

・ 日本の品質が...

・ アジアは日本好きで...


など、このような勘違いである。


国内のマスコミが伝えている話を鵜呑みにしていると

グローバルな競争では致命的な遅れをとることになる。


少なくともそんな発言を

商談で真顔でしたら、にこやかに馬鹿にされる。


いま直接仕事があるわけではない人も


仕事ではなくても、

自分の目と耳で確かめてみることをお勧めする。


若い人らは尚更だ。


中国に行ったことも中国の友人もいない人の

誤った中国に関するコメントを信じてはいけない。


経営者は三現主義が基本だ。

現場、現物、現実。


これらを中国や海外ビジネスでも

実践すれば新しいものが見えてくるかもしれない。


いまは海外渡航は難しいが、

来年以降で考えてみることをお勧めしたい。