台湾でなぜプリモ動物病院を作ったのか?


台北プリモ動物病院

(東京頂尖寵物醫院)

昨日で1周年を迎えた。


動物病院を海外で作る気は全くなかった。

そもそもオペレーションがカギとなる事業はそんなに簡単ではない。


台北に初めて行ったのは獣医学生の頃。

当時はまだ発展途上の台湾。

バックパッカーとして2週間ほど台湾を回った。


自分たちで仕事を始めてから

QIXの製品開発の仕事で再び台湾へ。

これが7-8年前。


そのあとはご縁があり、

5年前からシャンプーやスキンケア製品の輸出を始めて

いまでは結構な数の商品群を輸出することになっている。


そんな中で市場調査的に動物病院を訪問していた時に張院長と知り合い、

それからのご縁で何度かお話をするようになった。



セミナーの時に白衣を貸してもらいに行ったり、

商品の意見を聞いたり、単にランチを一緒にしたりと何度か会っていた。


話をしていると、彼の知性もさることながら

彼の人柄と獣医師としての情熱に

プリモ経営チームも皆惚れこんだ。


そんな時、


『自分で動物病院を開業したい』

『プリモのスタイルを台湾でやらせてほしい』


こういった申し出が張院長からあった。


これまでも中国や台湾その他の東南アジアの色々なところから

プリモのFCやプリモ支社を作りたいなど、オファーは何度もあった。


台湾での協業の話もあった。


しかし、単に動物病院の数を増やすことには

何も興味がないのですべて断っていた。


そもそも私達が考える動物病院の品質を維持してもらうのは

ムリだと考えていたことも理由の一つだった。


しかし、張先生からの申し出は、経営チームが皆賛成した。

それが2019年2月。


そこから準備を始めて

2019年7月にオープンしたのが『東京頂尖寵物醫院』だった。


法人設立

不動産契約

内外装工事

医療機器設備購入

採用

雇用契約

購買契約


など。

日本と台湾では様々な違いがあり

毎回新しいことを学びながらやってきたので印象深い。


書きたいことはまだまだ沢山あるが

今後少しずつ書いていきたいと思う。