お金をもらってではなく、
お金を支払ってでも働きたいか?
本書の起業家の4条件の1番目にあげられていた内容だ。
とてもよく分かる
まさにその通りだと、一番印象に残るフレーズだった。
大抵の人は、働いたらお金をもらうことが権利だと思っている。
だからお金をもらわずに働くという言葉が理解できない。
ましてや
お金を支払ってでも働きたいか?
と問われたら、
質問した人の気がふれたのかと思うかもしれない。
意味が分かる人は起業家になる素質がある。
私自身、事業を起こすために十分なスキルを備えた人を何人も知っている。
しかし実際に行動に移す人は驚くほど少ない。
それは彼らが働くこと = お金を貰うもの
という考え方しか習っていないからだ。
いまの環境が不自由だから
もっと自由にやりたいから
そのような理由だけで独立をするのはやめたほうがいい。
人生戦略としては間違いなく失敗する。
独立起業したら自由になるのではなく、
不自由になるからだ。
独立起業して得られるもの
起業家になって得られるもの
それは
誰にも邪魔されずに猛烈に働く権利
お金を貰ってではなく、お金を払ってでもやりたいことを
時間や上司や法律の制約なくやる権利だ。
これを手に入れたい人は起業家になればいい。
逆に働いたらお金を貰らわないと損した気分になる人は、
多分今のままのほうが幸せだ。
GAFA時代の人生戦略
普遍のもの
前の時代と変わらないもの
次の時代で変わるもの
本書は人生において何を大切にする必要があるかについて
整理して教えてくれる良書である。
0コメント