『次のテクノロジーで世界はどう変わるのか』を読んだ

テクノロジーが進化するたびに世の中が変わる。


同時にその社会変化によって

経営そのものを変えていかなければならないことも当然ある。


新しいテクノロジーが普及する段階で

経営者としてのどの段階でそのテクノロジーを

自分の事業に応用したり導入したりするのかの判断を毎回迷う。


自ら開発できたテクノロジーならまだしも

新しければいいわけではないものもあるし、タイミングが一番重要だ。


私がいるペットおよび動物医療関連の市場は、

マーケットサイズが小さい上に参入障壁的なものも色々とある。 


だから遠くからペット市場を眺めているうちは、

あれも変革できるこれもできると皆、口をそろえて言う。


しかし実際に近づいてみてみると意外と参入が難しい。

大きくは儲からないうえに細かい手間がかかるからだ。 



その技術は確かに動物医療ではまだありません。 

事業化したらこれくらいの金額のマーケットサイズで

本当にその金額の事業投資をされますか?



こういう会話を毎日のようにいろいろな異業種の方とする。



これからの時代は

本書で書かれているように、


業界の壁が消え 職種という概念が亡くなっていき

経営や経済学が変わる


こういう時代になることは明らかだろう。


そういう観点からも未来を予測するためのインプットを継続すること。


これは経営者としては必要不可欠な活動なのかもしれない。