ネパール人と大阪人から学んだこと

先日、事務所の近くにあるネパール料理屋に行った。


私はそこの「ダルバート」というネパールの家庭料理が好きでよく行くのだが、


その日は、グループ会社の大阪出身の社員と昼ご飯を食べに行くこととなった。



ネパール人店員

『辛さ(1-5)はどれくらいにされますか?』


一緒に行った大阪出身の社員

『4でええわ。それとさ。ネパール人はどれくらい辛いの食べるの?』



その店員は、



ネパール人だからといって、必ずしも辛い物を食べるわけじゃない。

自分自身は辛い物が嫌いだ。

辛さで言えば2で十分だ。



と説明してくれた。


これを聞いていて、



ネパールの人 = 辛い物を食べるもの


そんな風になんとなく先入観で考えてしまっていたな。



と、ある意味気づきを得た。



これまで私がスタッフを育成してきて気づいたことだが、



30代に入ると急に吸収力が落ちる。

特に33歳くらいから落ちる人が多い。


40代に入ってくると経験がさらに増えるのでなおさら。

50代になると人の話に対して返事はするが

聞いていない人がとにかく多い。



吸収力が落ちるのは、

記憶力や能力の問題ではない。


『経験からくる先入観』


これが新しいことを学習することを妨げる。



変化の大きい今の世の中。

過去の成功体験でリタイアするまで働くのは不可能だ。



もっと柔軟に

もっと先入観なく


人の話を聞いて、新しいことを学習しようと思った瞬間だった。