ペットサロン協会の立ち上げを手伝ったワケ


もう8年くらい前のこと。


私は、日本ペットサロン協会という

一般社団法人の立ち上げに携わった。



『ペットサロンの経営をサポートする組織を作りたい!』


そういう数名の経営者の方々からお声がけをいただき、

一緒に参加することとなった。


・ 一般社団法人の立ち上げは初めて

・ 複数法人の経営者と協働するのは初めて

・ トリミングサロン経営は不得意

・ そもそもトリミング業界に知り合いがいない


このような私が、立ち上げに関わった最大の理由。


それは、


日本のトリマーさんたちの職場環境を改善したい


そういう想いだった。



ウチの会社にもトリマーは10数名いる。

サロンも3店舗経営をしている。



十分な指導をしてあげられない点は申し訳ないが

彼女たちは割と恵まれた環境で仕事をできていると思う。



しかし、世間のトリミングサロンの経営はその質が様々だ。



私はスペシャリストには敬意を払うが、

経営者となると厳しく見る傾向がある。



ヒトを雇用する資格と、覚悟や準備がないのに

採用をしてしまう経営者が好きではない。


人間は経営者の道具ではない。



それを知っていたので何とかサロン業界に経営という概念を持ち込み、

具体的なサポートをする装置を作りたかったので関わった。



早くももう8年が経つ。


報酬は貰っていないので、いわばボランティア。

まあ正しくいえばプロボノの一種なのかもしれない。



まだやらなければならないことはたくさんある。


しかし、さまざまな活動を通じて

具体的なサポートを積み重ねていると

少しずつでも成果がみられることが、とても嬉しく思う。



こういう活動はとても小さな効果しかないのかもしれない。

しかし志ある経営者が集まって、経営の手法を使って業界を改善していく。



まだしばらくは続けていきたいと思う。