重要なことは30秒で決断せよ

経営者になれば、上司になれば、日々意思決定の連続だ。

だが意思決定するのを苦手な人は意外に多い。



私の場合、


30秒とタイトルに書いたが、

意思決定をするには

実際30秒もかからない。


たいていは10秒以内でできる。



しかし、社長としての仕事の責任の上、

10秒の思考フローを最低3回は繰り返してから決断をすることにしているので


10秒×3回=30秒


30秒で意思決定をするように心がけている。



一緒に仕事をしている期間が長くない人には

意思決定が早いと映り、驚かれることがある。



しかし、30秒で社長としての意思決定ができないとき

30秒の基本思考セットをしても迷うとき


その時はムリに決断をしない。


3回考えて、同じ結論にならないとき


この場合は大抵

情報・知識・経験のいずれかが

不足しているからだ。


だから迷ったり、結論がブレる。


そうなったときは、早々に決断するのを諦めて、

何が不足しているのかを確認し、

意思決定する期限を再設定し、情報収集作業に移る。



一度で全部決められたらカッコいい。


しかし、意思決定を無理にしてもいいことはないので

淡々と意思決定のルーティーン作業をする。



当然のことながら、


・ 自分の先入観や好み

・ 自分の人間関係に関わる配慮


など、


そういったものが加われば、さらに決断は複雑になる。


だから、自らが意思決定するときに

感情に影響されていないかを最初にチェックするべきだと思う。