プライドの高さは質問の数と反比例する

私は40代に入ってしばらく経つ。


できる限りオジサン的プライドが高くならないよう

努力をしているつもりだ。


しかし新たな概念やテクノロジーを受け入れるには

前よりも時間がかかるようになったと感じるときもある。



「年齢からくるオジサンメンタリティ問題」


他にも、オジサンに多く見られる傾向として


プライドが高い人は質問が少ない。


というよりも情報収集のための質問を

ほとんどの場面でできない人が多い。



間違ってたらカッコ悪いなぁ

知らないなんて言いたくないなぁ

細かいことを聞いたら失礼かな?

これを聞いたら能力がないと思われちゃうのやだなぁ



どれでもいいのだが

いずれにしてもプライドが邪魔をする。

適切なタイミングでの質問ができない。

新たな学習を妨げる。



間違えてもいいので仕事の精度を上げる。

馬鹿にされようが是が非でも結果をだす。



とはならないようだ。


どこかに勤めて働いているのであれば

プライドによって学習スピードが多少遅くなっても

人事評価に影響して、給与や賞与に影響するだけだ。


死活問題とはならない。


しかし、経営者がこうなると、そうはいかない。

事態は重大だ。

従業員や部下からしたらたまったものではない。

だから会社の雰囲気も悪くなる。



従業員が自分自身の能力や成果とは関係のないところで


社長や経営者や上司が、

仕事が遅かったり余計なプライドにこだわっているせいで

仕事が進まなかったり、最悪の場合は業績が悪くなる。


それの煽りを受ける。給与や賞与が減る。


そんな不幸な構造を創り出してはいけない。



経営層に入った人材はこういうことをしてはならない。

また、経営陣にこういう人材を入れてはいけない。



自分のプライドで結果に責任を持たない姿勢はアマチュアだ。

逆にプライドなんて気にもせずに成果のために努力してこそプロだ。



アマチュア経営者では経営はうまくいかない。

これから経営者になりたい人、なったばかりの人は常に心がけておいてほしい。