選択肢は常にゼロから考える

経営者になると常に選択の連続だ。

当然生きていれば誰だって選択の連続がある。


しかし経営者になると、個人的な選択、

これに加えて会社の様々な意思決定を行う。


会社がじっとしてくれていればいいのだが


ヒトが集まり

ヒトが会社を作り

ヒトが運営する


その限りにおいては、

状況は市場環境だけではなく、

内部環境も常に変化する。


その中で常に意思決定をしなければならない。      


だから常にゼロから考える。


周りは混乱することもあるが、

前例、既存の規則、不文律など一切考慮しない。


何かの前提に立った思考や意思決定など

ベンチャーや中小企業の現場において、実践では何の役に立たない。


ゼロから考えて理想的な100点のものをイメージする、

それから各種事情を勘案し、何十点かをマイナスしてその時点でゴーサインする。


『前回はこう言ってましたよね?』


このようによく言われる。

しかし、今となっては、勤めていたころの社長が言っていた


『今日時点の情報から考えるとこれが一番いいと思う』


という発言の背景が、最近はよくわかる。


彼はゼロ思考で事業を考え、意思決定していたのだ。