生活習慣やルーティーンを見直す機会は少ない


首都圏で緊急事態宣言が再び発令され、

ビジネスにおける人の動きが少なくなっている。


リモート下で様々なことが行われるようになり、

夜間の会食も減るため、"使える時間"が増える。


経営者は、このような時にこそ

時間を消費することを目的としたような活動に、

大切な時間を捧げてはいけない。


せっかく生まれた"使える時間"だ。


心を整え

体を強くし

技を磨く


こういう経営者としての実力を上げる活動に

ぜひとも時間を使ってほしい。 


去年から引き続き経営環境が変わらない業種と悪くなる業種

一時的に良くなる業種にはっきりと分かれる状況はしばらく続くだろう。 


しかしどの業界でも、業績が良い会社はある。

成長を続けている会社はある。


このような環境下では利益を出せる聡明な経営者は

儲かっているよ、などと余計な発言をしない。


だから本当は好調でも外からはわからない。


私の友人や知人の経営者でも、

業績が良く会社を発展させ続けている経営者たちは

時間の使い方が本当にうまい。


会社を成長発展させるために、優秀な人材を採用する事は1番大切なことだが、

優秀な人材を採用できる会社になるためには社長の実力を上げる必要がある。


無能な経営者の下に有能な部下は長くはつかない。

経営者としての偏差値があると想像すると、

その経営者としての偏差値が業界の中でトップクラスに居続けなければ、

トップクラスの人材は採用することはできない。 


会社を強くしたければ、 従業員向けの教育や管理職を指導する前に

まずは自分自身の教育に時間とお金を投資すべきだ。


例えば、動物病院経営を例にとっても

経営責任者が学ぶ必要のある項目は多い。


1.経営者と経営チーム

2.経営戦略と経営計画

3.マーケティング&ブランディング

4.技術・商品&サービスマネージメント

5.人材マネージメント(個人・管理職)

6.組織マネージメント(チーム・全体)

7.財務会計&法務マネージメント 

8.経営革新(事業革新・経営者革新)

9.新規事業開発

10.出口戦略


経営者はこれらの領域のすべてにおいてバランスよく実力を上げる必要がある。

知識として知っているだけでは実践では使えない。

実践を想定してのインプットが必要だ。



経営者はこういう時期こそ勉強せよ。


本当に会社を通じて世の中のために働いているのであれば

経営者に無駄に使える時間などないのだ。