私は基本、ものごとを楽観的に考えるほうだと思う。
『なんとなくいい気分』
『多分良くなる』
『そんなに悪いことは起こらない』
そんな風に考えていることが多い。
しかし、事業を作るときは全く違う思考方法で考える。
とにかく全て最悪のケースを考えるのだ。
『競合が出てきたら』
『顧客に受け入れられなかったら』
『流通側が嫌がったら』
『重要なスタッフが抜けたら』
など。
とにかくすべて考えて紙に書く。
一覧にすれば
自分が想定している最悪の事態がすぐにわかる。
それを文字にしてしまえばもう怖くない。
たいていの場合、その最悪の事態は起こらないからだ。
そこまで準備ができたら、
今度はすべてうまくいくイメージをしながら
実際に仕事に取り掛かる。
迷いなく成功を信じて。
最悪を想定しながら
常に楽観的に行動する。
当たり前のことだが
実践になると意外とできないものだ。
世の中、良いことばかりは起きないかもしれないが、
そんなに悪いことばかりも起こらない。
経営者には、予測力と感情をコントロールする力が必要なのだ。
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