会社は例外なくアタマから腐る

会社で言う "アタマ" は

社長や経営幹部など、長がつく人


これまで見てきて、

衰退する会社は

例外なくアタマから腐る。


巷では成功する方法を熱心に探す人がいる。

思考トレーニングとしては無駄ではないと思う。


しかし、そもそも

成功する方法を学ぶことに意味がない。


成功の法則は実際には使いづらく、

例外的なものや再現性に乏しいことが多いからだ。


しかし、それとは反対に

失敗の法則は割とわかりやすい。


かつては仕事に邁進し、信望を集め、

その会社の成長の中で活躍し、

その会社を支え続けてきた社長や幹部。


一定のレベルまでうまくいっていた会社


この会社が傾くとき、

ほぼ例外なく彼らが腐ってしまっている。

現場や若手から腐る会社などないのだ。


・ アタマに熱意がなくなり

・ アタマが安楽感だけを求め

・ アタマが努力を怠り

・ アタマが仕事以外にうつつを抜かし

・ アタマが驕って評論家になり

・ アタマがその地位の保全のために他人の排除を始める


そんな会社に未来はない。


社長になって自分を見失う人

少しだけ成功して自分を見失う人

社長になってかっこつけたくなる人

年老いてファミリーの蓄財だけが目的な人


色々いるだろう。


しかし、社長という役割は重い。


周りから何と言われようが

自分がどんなコンディションであろうが

社長には社長の仕事がある。


顧客

従業員と家族

取引先

株主

地域社会


様々なものに対して責任を負っている。


会社はアタマから腐る


社長の仕事ができない社長は、

一から出直すか、退場するしかない。


それくらい社長の仕事は重いものだ。