経営者としての“予測力”があるか?

社長になるために一番必要なことは?

と聞かれることがある。


「健康な心と体」

これがまずは一番に必要なのだが、

その次にスキルで必要なこと

それは間違いなく “予測力” だ。


市場を予測し、

顧客を予測し、

事業を予測し、

経営を予測する。


勘や思い込みではなく、

出来る限りの情報収集と

脳内試作を繰り返した結果としての予測力


予測力がある人は、ともすれば

周りからミライが見えるように誤解されがちである。


しかし、そんなことはない。


これまで見てきた予測力のある経営者はみな、

出来る限り思い込みや先入観を排除し

感情に流された判断や決めつけをせず


それでいてポジティブでもネガティブでもない

絶妙なバランス感覚を維持して判断をしている。


一方で、予測力がある人と対極にいるのが、“すぐ怒る人” だ。


怒りやすい人の特徴は、

・ 知識がない

・ 慌てている

・ 余裕がない

・ 準備がない

・ 恐れがある


経験がないと、自信がないからすぐ怒る。

想像ができないと、見えないからすぐ怒る。

予測ができないと、苦しいからすぐ怒る。


社長も社長予備軍も、

怒る前に予測力を上げる訓練をするべきだ。