その仕事に締め切りはあるか?


仕事をしていると常に締め切りに追われる。

やらなければならない業務リストを眺めると、それぞれに締め切りがある。


この返事はいつまで。

この文章はいつまで。

この企画はいつまで。


やると決まった時点で、納期や締め切りがあるのが普通だ。


たまに締め切りがない項目もあるが、

大抵の場合、これがいつまで経っても終わらない。


いつまで経ってもやることリストの中に残る。

なぜか終わらないのだ。


重要度と緊急度で仕事の分類をする考え方もある。


自分自身ではなく部下に振った方がいい仕事や、

そもそも会社としてやる必要がないことを振り分けて断捨離していく。


重要度や緊急度はいろいろあるが、そのように振り分けていくと

基本的には必ずやらなければならない仕事だけが残る。


その後は難しく考えず、

すぐに終わるものから片付けていく。


基本的にはこのやり方で良いのだが、

1つだけ重要な、コツのようなものがある。


使っていい時間を設定することだ。


「今から1時間だけやろう」

「30分だけ集中して個室に行って終わらせよう」

など。


締め切りを設定することで、仕事の時間は飛躍的に短くなる。

脳は締め切りがあると自然とそれに向けて動き出す。


3時間でやると決めれば、3時間で終わらせる方法を考え出す。

3日かけてやると決めれば、3日かけて終わらせる方法を考える。


締切を決めなければ、方法を考えることすらしない。

だから永遠に終わらない。


その仕事に締め切りがあるか?


常に時間を意識せよ。

時間より大切なものはこの世に存在しない。