仕事を楽しむ人と仕事で苦しむ人


仕事に取り組む姿勢はさまざま。


ある人はいつも楽しそうに仕事をしている。


彼にとっては多少のトラブルや不具合は

仕事というゲームを楽しむための要素の1つ。


『仕事はそもそも難しいから面白いのであって

老若男女誰でもできるほど簡単なものだったら面白いはずがない』


そう言いながら涼しい顔でさっと対応して

重要な仕事に戻る。


彼は次から次へと遭遇する課題から学び続ける。


しかしある人はいつも苦しそうに仕事をしている。

ちょっとしたトラブルや不具合で思い悩む。


『なんで私の仕事はこんなに大変なんだろう。

私がやるときに限って面倒なことが起こる』


目をつぶらずにじっくり観察すれば

クリアする方法は簡単なのに、

最初に気持ちで負けてしまう。


そして、トラブルの構造を見ずに、

単に運や不運で片づけるので学ぶことが少ない。

だから成長に時間がかかる。


仕事なんて追い風の時もあれば向かい風の時もある。

そもそも、誰にでも良い時もあれば悪い時もある。


どんな時でも

1つひとつの事柄から丁寧に学び

次回に活かせば、そんなに難しいものではない。


・ 計画は悲観的に考えて行動は楽観的にせよ。

・ すべては実験である。

・ そもそも1回目でうまく行くことは少ない。

・ 1回目でうまく行かない前提で取り組め。

・ そして失敗するたびにとことん学べ。


1度や2度つまずいたくらいで反省しすぎるな。

それよりも目を見開いて真実を見つめよ。


その姿勢は必ず、

仕事ができる人とできない人

という結果になって表れる。


仕事は、もっと楽しめる。