『それ知っています』という人の末路


学力が高い人

学習力が高い人


違いは1文字だが

ビジネスの世界においてはその差はとてつもなく大きい。


学生時代はIQや偏差値の高さが重要だったかもしれない。


しかし、社会人になると学習力が最も重要なスキルだ。


学習力が高い人。

これは、同じ時間、同じ経験から学ぶ能力の高い人のことを言う。


言い換えると自己学習や研修以外の日常業務の中から学ぶことがうまい人だ。


学習力が高い人は先輩や上司から教わることがうまい。


愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ


学習力が高い賢者は、

本やセミナーや動画からではなく、

先輩や上司の経験をも自分のスキルに変換する。


どうすれば学習力が高い人になれるのか?


たくさんの新人や若手を見てきているが、

学習力の高い人、すなわち人から教わることがうまい人の特徴は、


・ 常に疑問を持っている

・ 日常業務の一瞬を無駄にしない

・ わからなければすぐ質問する

・ 質問のタイミングと言葉選びが上手い


だからみんなその人に教えたくなってしまう。


仕事の時間は8時間。

仕事以外の時間で同じ時間勉強するのはなかなか大変だ。


仕事が終わってから勉強するのではなく、

仕事の中で常に勉強していた方が当然効率が良い。


残念ながら学力が高いと言われて育ってきた人ほど

自分一人の時間で勉強するのが好き。

そして、ヒトから教わるのが下手。


『それ知ってます』

『それってこういうことですよね?』


学生時代はそれでも十分通用して優等生だっただろう。

しかし、社会人になったらそんな人に教えたい人はいない。


自分の知識をひけらかすこと

素直な返事をせずに聞かないこと


それがどれくらい自分の成長を妨げ

学習力の低い自分を創り出しているのかを

一度見直してみたほうがいいかもしれない。


学習力が少し上がれば

信じられないくらいのスピードで成長し活躍することができる。


本当にデキるようになりたければ

『それ知っています』という言葉を封印せよ。