リーダーの不完全さがチームを完全に近づける


誰もが最初は完璧なリーダーを目指す。


具体的には、

・ 問題や課題を誰よりも分かっている。

・ 重要なことはすべて知っている。

・ 仕事の課題の解決は一番上手。

・ 判断は的確でスピーディ。

・ 先を見た思考。

などがその要素となる。


リーダーになって間もない人

もともとプライドが高い人

社会人経験が少ない人


彼らはそんな完璧なリーダーに憧れを抱く。


弱みを見せないリーダーは

本人にとっては一見カッコいいように思える。


しかし、実際の組織においては、

組織の成長をリーダー自身が阻害してしまうことが多い。


リーダーは不完全であるべきだ。


結果に対して熱心に、

ラストマンシップを持つ。

だが不完全で謙虚。


こういうリーダーが一番結果を出す。


それは、

不完全だからこそメンバーが活躍する場所が生まれる。

不完全だからこそメンバーに対する敬意が生まれる。

不完全だからこそメンバーと一緒に解決しようという姿勢が生まれる。


不完全だからチームがまとまり

不完全であるが故にチームはより完璧に近づくのだ。


完璧である演技をメンバーは見逃さない。

完璧じゃないのに完璧なリーダーを演じることは

結果に対する無責任さの表れのようにメンバーには映る。


リーダーは自分が不完全であることを

隠そうとしてはいけない。


あなたの不完全さがチームを完全に近づけていくのだ。