動物病院の経営を始めて17年になる。
その間、自分の直営動物病院だけでも
10回の開業を経験した。
そもそも、動物病院を作るきっかけが
飼い主としての不満が始まりだった。
日本には大学病院も高度医療センターもある。
しかし、欧米やペット先進国と比較して
いいホームドクターが少なかった。
そのために、いいホームドクターの見本になるような
『プリモ = いちばん最初に相談する動物病院』
となる、動物病院を作りたくて
・ホームドクター
・一次診療の動物病院
・1.0&1.5次動物病院
・総合診療医
近所の優しい獣医さんを目指して
動物病院を作ってきた。
ある程度、市場にも影響を与えることができたし
いい院長先生も全国に輩出した。
後輩たちに真似されることも増えた。
それを見ていると仲間たちの協力と想いで
これまで成果が出たのだと思う。
しかし、2020年。
コロナや他の要因も合わさって
社会や生活の変化のスピードが上がろうとしている。
この時にどんな動物病院が求められるのか?
間違いなく、これまでとは違う。
そして、まだ見たことがないもの。
動物医療の本質とプロとしての姿勢は同じだったとしても
利用方法や提供方法が全く違うもの。
そんな新しい動物病院の形が生まれるはずだ。
これからの時代、動物病院は変わる。
僕自身が考える動物病院の業態は17種類ある。
次はこれまでやっていない形に挑戦しようと思う。
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